守備は大事(ワールドカップサッカー)
こんにちは。愛知県名古屋市天白区の司法書士の横山和史です。
ワールドカップサッカー,日本代表残念でしたね。グループリーグ最終戦は1対4でコロンビアに
破れました。選手や監督,スタッフの皆さんはお疲れ様でした。
勝利はできませんでしたが,一生懸命にしていた姿にはとても感動をもらいました。
選手たちも敗れはしましたが,得たものは大きかったのではないかと思います。
ところで,今回の日本代表の戦い方ですが,私は,かなり大きな課題が見えたように思います。
それは守備の力不足です。
ザック監督が就任するまでの日本はどちらかというと守備力が強く,攻撃が弱いため,得点する決定力不足が強調されていました。
しかし,今回の代表チームは,攻撃力は,史上最強と言われるなか,守備はかなり弱く,強化試合でも失点を重ねてかろうじて逆転で勝利するようなシーンが多数みられました。
守備というと地味なイメージがありますが,物事を成功させるためには,まずは,リスクを最小限にすること。
これは,サッカーに限らず,会社の経営にもいえることです。
少子高齢化の世の中で,多くの大企業が,他企業の買収や販路の拡大路線を進めています。
これは,サッカーで言えば,点を取る行動に例えることができます。
しかし,企業の財務体質が,弱いのにも関わらず,拡大路線を継続すれば,リーマンショックのような不況があった場合には,大企業ではあっても存続が危うくなります。
大きな企業であっても財務体質が健全ではない(言い換えれば借金が多い)会社は,いくつかあります。
リスク管理,つまり守備は大切です。
残業代ゼロは公平ではありません。
こんにちは。愛知県名古屋市天白区の司法書士の横山和史です。
今日は,最近ニュースになっている「残業代ゼロ」法案について考えてみたいと思います。
働く人の労働時間は,法定労働時間(労働基準法では1週間につき40時間,1日について8時間)という労働時間の上限が決められています。
この法定労働時間を超えて働いた場合の労働時間を「時間外労働」といいます。これが「残業」ということですね。
この残業については,現行法では,企業は,別途賃金を労働者に支払わなければなりません。
今回の「残業代ゼロ」法案は,残業代が日本の製品やサービスのコストを押し上げており国際的な競争に勝てない大きな要因になっているという日本の経営者たちの考え方が背景にあります。
代替措置として「成果」によって別途報酬を与えるので公平な制度ではないか?と経営者側は主張します。
しかし,果たして本当にそうでしょうか?
日本の企業は「残業している」=「一生懸命に働いている」という空気が根強くあります。
長時間労働ではなく成果で賃金を支払うべきという議論は,私がサラリーマンをしていた10年以上前から世の中の雰囲気として存在していました。
ところが「成果」を何を基準に評価するのか,職種によって非常に難しい問題があります。
売り上げや顧客獲得数など明確に数字で示すことができる仕事では容易だと思います。
しかし,チームで作業している営業所,工場,工事現場などでは,個々人の評価は上司の部下に対する好き嫌いで左右される傾向があります。
万人が納得するような客観的な成果基準を示すのはかなり難しいと思います。
ですから日本の会社での社員の報酬への評価は①勤続年数の長さ②労働時間の長さが基準になったと考えます。
「成果」を明確に示すことができなければ,「残業代ゼロ」は会社側に有利なだけであり労働者には何のメリットもありません。
よって,私は,「残業代ゼロ」法案は労働者への負担が大きすぎで公平ではないので,廃案にすべきと考えます。
司法書士の報酬について
こんにちは。愛知県名古屋市天白区塩釜口の司法書士の横山和史です。
久しぶりのブログ更新です。いつの間にか季節は春から初夏へ。はたして初夏といえるのか,連日昼間
は猛烈な暑さが日本列島を襲っています。
なんでも中国の北京で猛烈な暑さをもたらした熱い空気が日本に偏西風で流れて来たのが原因だと報道されています。
さて,今日は,みなさんから質問が多い司法書士の報酬についてコメントします。
司法書士に手続きを依頼する場合の費用のうち,司法書士の利益になる「司法書士報酬」については,
原則各司法書士が自己の判断により自由に設定することができます。
従いまして,同じ手続きでもA司法書士とB司法書士では報酬がまったく異なることがあります。
ときどき,どこの事務所が一番安いか?と質問されることがありますが,もちろんお答えしかねます。
司法書士報酬については,相談した司法書士に説明をしてもらって納得した上で依頼をしてください。
ちなみに,わたくしの事務所の報酬は手続き内容によって大きく異なります。
まずは,依頼内容の方向性を相談(有料相談1時間5000円と消費税)してから,説明を受けたうえでご依頼ください。
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