国のエネルギー政策について
気温が暑くなってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?今年の夏は例年とは少し事情がことなります。東日本大震災の影響で,浜岡原子力発電所が停止し,名古屋近郊も電力不足が懸念されています。
原子力発電所は,燃料であるウランを核分裂させるときに発生させるエネルギーを利用して発電します。そのエネルギーは,火力や水力発電などで発電される発電量よりはるかに大きなエネルギーを産み出します。
資源が乏しいと言われているわが国にとってはとても魅力的な施設だったことに違いありません。
ところが,メリットがある反面大きなデメリットがあることもわかっていました。
核分裂で発生するのは,エネルギーだけではなく,放射性物質も拡散させることになるからです。
電力会社は,こうした放射性物質を原子力発電所から外に漏れ出さないように様々な工夫や努力をしてきましたが,今回の震災でまったく機能しないケースもあることを露呈してしまいました。
福島第一発電所の事故を考えれば,原子力発電所に頼って電気を確保していくことが,たいへん危険なことであることは周知の事実です。原発はすぐにでも止めるべきだという意見が出てくるのは当然のことです。被害にあった方達の怒りはごもっともですし,とてもお気の毒に思います。