北陸研修

金沢で週末,研修があり,その後,街を散策してきました。写真は金沢城です。加賀百万石で有名な金沢城はもともと,一向宗の北陸の拠点でした。一向宗と対立していた織田信長が攻めて,領地として家臣の佐久間氏を置き,信長の死後の豊臣秀吉の時代に前田利家が入城してから,この城は栄えました。この城にはもともと,天守閣があったそうですが,落雷により火災で焼失。以後,徳川幕府に目を付けられないようにするために再建はされなかったそうです。江戸時代からの倉庫や櫓,門の一部が,残っていますが,大半は取り壊しになり,写真の櫓は,ごく最近,再建されたものです。
再建された城ですが,建築方法は,釘を使わない材木の臍穴を利用する建築方法で,すべて木造で当時の工法で再建されています。この拘りが,文化財としての価値を高めます。
そういえば,地元の名古屋城も,太平洋戦争の空襲で焼けるまでは,当時の姿を残していたそうですが,昭和30年代に再建された現在の名古屋城天守閣は鉄筋コンクリート造り。エレベーターまでありなんとなく興ざめします。名古屋市の河村市長が,木造の天守閣を再建させたいと言っていたのは,本当にその通りです。
はやく,本丸御殿ができないか待ち遠しい今日です。