利息制限法の金利は高金利?
消費者金融のグレーゾーン金利(年利約29%)が否定されてから,俄然注目を浴びている利息制限法ですが,この金利は果たして低金利と言えるのか否かという問題です。
最近は,消費者金融が業績が悪化しているにも係らず,銀行のカードローンは,かなり好調なようです。
ところで,もともと,消費者金融は,ノンバンクと通称されるように銀行のように預金を集めるのではなく,銀行から借入をして事業を行っています。そのときの銀行が貸す利息は2から3%だといわれています。
もし,そうだとするならば,グレーゾーン金利で営業していた当時は,相当な収益を消費者金融はあげていたことになります。
それは儲けすぎだという声に対して,彼らがそれだけ高い金利にしていた言い分として「貸し倒れリスクがある。」という主張があります。
つまり,貸したお金が破産などにより,返済されないということです。そのために高金利にしているということですが,当時の貸し倒れ率は,かなり低く,それを補って余る以上の利息をとっていたので影響はほとんどなかったようです。
実際に,10年以上まえの大手貸金業者の急成長は眼を見張るものもありました。東京証券取引所1部上場,はてやプロ野球団のスポンサーや買収という話までありました。今,業績が悪化しているのは過払金返還によります。
それはそうですよね。29%-2%なら儲けは27%ということですから。(高い時代は40%以上のときもあった)
ならば,現在の利息制限法の利率はどうか?
10万円未満 20% 10万円以上 100万円未満 18% 100万円以上 15%
銀行への利息を支払っても10%以上の利益がでることになります。
直接,消費者に貸し出す銀行のカードローンはどうでしょうか?
我々国民の預金の利息が年利1%もない状態で,消費者に貸し出すときには10%以上の利率で貸し出すのは如何なものでしょうか?預金者にはまったく還元されていません。とても疑問です。
預金に利息がつけられないなら,貸出金利は低くすべきですね。
ある有名な経済評論家は銀行は審査をきちんとすれば貸し金は,年利5%でも高いくらいだと言っていました。
さあ,どうでしょうか??